ノストラダムスのスパム予言第3弾は、第1巻62番の詩です。
原文がないので、日本語訳から引用します。
他の(自称)研究家の多くも原文なんか見ていないので全く問題ありません。
ああ! 手紙に記された甚大なる損害
月のサイクルが成就する前に
火災、大洪水が無能な統治者によって
復興するまでには長き時間が必要なのだ
1行目の手紙
がスパムメールを表わしていることに、皆さんは何の異存もないことと思われます。
でも甚大なる損害
がスパムに記されているって何でしょう?
これは、去年から大流行している「架空請求スパム」を指しているのに間違いありません。
「架空請求スパム」には、『延滞利息』などの名目で請求額が書いてあり、それを甚大なる損害
と予言しているのです。
また、この詐欺スパムは、送信日から3日後くらいの非常に短い期間で、払い込み期限を指定しており、これが2行目の文章で表わされていることに疑いを挟む余地はないでしょう。
この「架空請求スパム」、手口としてはスパムメール以前からあった古典的詐欺ですが、去年後半からスパムとして大々的にばら撒かれるようになり、国民生活センターなどでも注意を呼び掛けるようになっています。
それにもかかわらず、いまだに「突然請求が来て困っています……」というような相談が、ネットトラブルを扱う掲示板などで、何度・何十度となく繰り返し書き込まれています。
その様相が4行目の予言なわけですけど、すると3行目の無能な統治者
が誰を指すのか興味深いところです。
しかしまあそれは武士の情けとして、推測するのはやめておくので安心めされい(←ちょっと武士)。
また、この「架空請求スパム」の手口自体が、ノストラダムスさんのこの詩をヒントにした二番煎じだとかいう説も研究者間ではささやかれていますけど、そのへんの真実はまだ解明されておらず、今後の研究成果を待つことになります。